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ディスクオルゴール Disc Music Box |
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ディスクオルゴールは実にたくさんの種類があります。 オルゴール全盛時代の後半はほとんどがこのディスクオルゴールです。 ディスクオルゴールの特徴は、なんと言ってもディスクが量産できるために安価です。 そのために好きな曲と交換できる上、曲を買い足すことができます。 なんて・・・ このホームページで 当たり前のことを書いても意味がないので、 少し違う角度からディスクオルゴールについて書いて見たいと思います。
ディスクオルゴールの市場 あまり知られていないことなのかもしれませんが、現在でもディスクオルゴールは少なからず作られています。 入手もお金さえ出す気があれば簡単です。 ほとんどの人は入門として、トーレンス(今はリュージュ)の4.5インチのミニディスクのオルゴールを買ってみて、もっと長い曲を聴いてみたいと思うのが第1ステップのようです。 そして、次に、それより少し大きなオルゴールを欲しいと思ったときに、その値段の高さから、ほとんどの人が断念するでしょう。 つまり、これより上のクラスを買う人は、かなりのオルゴールコレクターであることは間違えありません。 では、どのクラスを買うのでしょうか? 私の知っている限りの情報では、だいたい10インチ程度のディスクオルゴールを狙います。 ただ、このクラスはリュージュやポーターはかなり高価ですのでレジーナなどのアンティークオルゴールの方がむしろ安かったりします。
本来、安く製造販売できる為にシリンダーオルゴールに取って代わったディスクオルゴールが、現在でも高いのは皮肉なことです。 メーカーが少なく競合しないために安くしなくても良いので値段は落ちない、裏を返せば、それ以上に市場が少ないということかもしれません。
上記の表のように現代では、ディスクオルゴールの選択肢が非常に少なくなっています。 現在では超大型オルゴール、大型のオルゴールがほとんど生産されなくなったのは残念です。 (ポーター及三協が現在でも作っていますが、その数はわずかです。) ディスクオルゴールの構造 上の写真を見てください。 ディスクオルゴールは、だいたいこのような構造になっています。 構造は見た目よりも単純で、右にある真鍮で出来ている筒のようなものがスプリングモーター(ゼンマイ)で、それによってデイスクを廻せば良いわけです。 そして、ディスクに刻まれた、穴、もしくは突起によって、スターホイールを廻して、そのスターホイールで間接的に歯をはじきます。 さらに安いオルゴールの場合は、上の写真からスプリングモーターを取り除いた、手で回すハンドルから直接ギアでディスクを廻す本当にシンプルな構造のタイプもあります。 ディスクオルゴールのお手入れ ディスクオルゴールは消耗品ですが、きっと消耗して動かなくなるまで使う人はほとんどいないと思います。 でもその扱いを知らないと大事なオルゴールを一瞬のうちに壊す可能性があります。
まず最初に一番注意しなくてはならないこととして、ディスクをかける前に、そのディスクの状態が良いか?異物が引っかかっていないかを確認します。 おそらくレコード盤を、チェックしないでかける人はいないと思いますが、それと同じぐらい慎重に扱ってください。 レコードやCDで盤面に指紋を残さないのと同じように扱ってください。 オルゴールのディスクも指紋がついて放置するとさびが出たり、変色することもあるので、オルゴール博物館の方などは手袋をして扱っています。
また、ディスクをかける前に、手を滑らせると本体の上に落としてしまうと大変です。しっかりと丁寧に扱いましょう。 そしてスプリングモーターは十分に巻いて、且つ、巻きすぎないようにします。 またプレイスイッチをONにする前にディスクが浮いていないかをもう一度注意してください。
曲は必ず最後まで聞き、ディスクを交換します。 途中で演奏が止まっている状態ではディスクの交換はしないようにしましょう。 もし途中で止まってしまったら、さらにスプリングモーターを巻いて曲が終わるまで待ちます。
パチパチと音がする演奏をしたら、曲が終わるまで待ち、終わったらディスクを裏返してよーく見てみましょう。 ディスクに何も原因がないようでしたら、ディスクを押さえる部分、もしくはスターホイールに問題がある可能性があります。
ディスクをプレイしていて、引っかかって止まっている時、これは最悪です。 ほとんどの場合はディスクの欠陥ですが、他のディスクにしても同じような現象がある場合には修理に出した方が良いかもしれません。 |
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