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4 1/2 (4.5inch)オルゴールの互換性について 情報をお待ちしております。 |
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4 1/2 (4.5inch)オルゴールの互換性について、いろいろと調べていたのですが、どうも情報が氾濫していて、まとめることができませんでした。 そこで途中までですが、ここに公開して、皆様の情報や意見、間違えなどの訂正を受けたいと思い書かせていただく次第です。 ここで対象とするオルゴールは、AD30と呼ばれている30音の4.5インチのリムドライブ式のディスクを使います。 トーレンスとエーデルワイス エーデルワイスはトーレンスのひとつのブランド銘として扱われました。AD30は、トーレンスとして発売されたものとエーデルワイスとして発売されたものがあり、地域によってはヘルベチアとして販売されたものがあるとされています。 リュージュの互換性 これは書くまでもありませんが、トーレンスのオルゴール工場はリュージュに引き継がれましたので近年はリュージュ、またはロマンスのブランドで販売されています。ロマンスは、リュージュのブランドのひとつです。 エムプレスの互換性? まず挙げられるのは、エムプレスです。30音のディスクは互換性があると言われています。 もともとエムプレスはL&H社のブランドのひとつなので、実際には、EMPRESSと書いてあっても、製造をL&H社(リオンアンドヒーリー)が行っているわけではありません。 MF社へOEMしたミラ互換のエムプレスは有名です。 実際にL&H社は、日本でいうところの日本楽器(YAMAHA)のような位置付けで楽器総合商社という感じです。 当時の総合カタログを見る限りでもほとんどの楽器を扱っていたことは容易にわかり、その中には楽器といっしょにオルゴールなども掲載されています。 私の推理では、トーレンスがOEMを受けて製造していたのではないかと思われます。 シンフォニオンの互換性? 現在はっきりした点は不明ですが、オルゴールの最大の資料と言われるエンサイクロペディア・・・・では掲載されていませんが、互換性があったのではないかという情報を何度か聞いています。 私も、そうだと思っていましたが、実際には4.5インチ20音のディスクオルゴールしか載っていませんでした。 また、それに該当する記述も見つけることができませんでした。 ただ、11インチのトーレンス(エーデルワイス)のオルゴールのユニットを搭載した一見シンフォニオンに見えるディスクオルゴールを何度か見たことがあります。 それには、蓋裏にシンフォニオンの天使の絵(このページの上の写真)が描かれています。 ということから、何らかのつながりがあったのではないかと思われます。 ただ、それはシンフォニオン社が無くなった後に作られた可能性もあり、実際にシンフォニオン社がそれを扱ったかどうかはわかりません。
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関連項目
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