オルゴールの取り扱い
 

プレイ方法

まずは、全体的に、歯の上などに異物が無いかを確認してからディスクをセットします。

できればスターホイールが綺麗に整列していることが好ましいのですが、あまり神経質に なる必要はありません。

ただ、スターホイールが歯を押さえつけている状態のものがあると、あまり好ましくない ないので、その場合にはスターホイールを指などで回して歯にストレスが無い状態にしてか らディスクをセットしてください。

ディスクの交換の際は面倒でも、上記に点検は毎回必ずやるようにしてください。

 

ディスクをセットする際に右側にディスクのピン(プロジェクション)が無い部分がくるようにして、ディスクの淵にある穴がスプロケットというギアにちゃんと噛んでいるかを 確認してください。

ディスクの淵にある穴がギアにちゃんと噛んでいないで動かすとディスクを壊す可能性が あります。

ディスクを置いたらアーム部分を降ろして中央の金具にロックしてください。

 

曲はスタートストップのスイッチレバーでコントロールできます。

一度STARTするとゼンマイが開放されるかSTOPをするまで停止しません。

またSTOPをしても、曲の途中では停止せず、曲の終わりまで演奏してから停止します。

もし、曲の途中でゼンマイが完全に開放してしまい動かなくなったら、ゼンマイを2.3回 巻いて、終わりまで演奏してからディスクをはずすようにしてください。

演奏途中にディスクを取り外さないで下さい。

 

スピードコントロールは、オリジナルのコンディションでは、全体的に 10%−20%程度の速度がコントロールできます。

中には、もっと速度調整できるものもありますが曲が速すぎたり遅すぎるために良い調整とは言えません。

もっと遅くしたい場合には、中を開けてブレーキ(フエルト)を厚くしてください。

スピードコントロールの原理はゼンマイの回転をブレーキ(フエルト)で押さえ込んで速度を遅くしてしまうという単純なものです。

その都合上 あまり押さえ込むと止まってしまいますので微妙な調整が必要です。

もっと早くするのは素人では少し難しいので、ここでは書きません。

 

ディスクを聞き終ったら、指紋などを拭いておくと錆びがでません。 高温多湿の場所や直射日光の当たる場所には設置しないで下さい。

またおき場所によって、低音の出方が変わるので、いろいろ実験してみてください。

 

取り扱いで最も注意が必要なのは、ゼンマイの巻きすぎと異物を歯に落とすことです。

 

 

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