オルゴールの復活
Revival of Music Box

ゲイシャ-ジャカール(ゲイサス-ジャカード)

Gueissaz-Jaccard

L'Auberson,Switzerland 1848-現在

 

オルゴール業界では周知の事実だったのかもしれませんが、私は良く知りませんでした。

100年以上も前からの伝統を守ったスイスのオルゴールメーカーが2つあったことを・・・・・。

 

スイス国立博物館公認ビデオの1796 The Great Story of the Music Box によると、

戦争と、恐慌の為にオルゴールのメーカーは壊滅的ダメージを受け、オーベルソンにあるゲイシャとサンクロアのリュージュだけが残った・・・と紹介されています。

 

なぜか、日本では、このゲイシャのオルゴールを見ることが出来ないし、スイスのオルゴールというとリュージュのオルゴール以外には紹介されない場合があります。

中にはスイスで唯一残ったオルゴール会社としてリュージュ社を紹介している誤った記事すら見られます。

 

実はこのページを作る前に、随分インターネットを調べましたが、検索をしても見つかりません。

しかも「スイス 唯一のオルゴール」を引くとリュージュの名前がたくさんでてくるのです。

 

その後、ゲイシャに連絡を取ることが出来確認がとれ、オリジナルのムーブメントを今でも独自に作り続けているとの回答を頂きました。

まだ日本に代理店などもないとのことでしたが、近い将来、是非日本の店頭でも見られるようになって欲しいと思います。

ゲイシャのオルゴールの特徴は、天然石のラピスラズリなどを使い厚い純金メッキをかけた、むしろ高級な宝飾品という位置づけです。

 

文頭で100年と書きましたが、もう150年以上の社歴になるこのゲイシャが、日本に看板を出すのはいつでしょうか?今後の作品も含めて大いに期待したいです。

つづく

このページに使用した写真は使わせて頂く許可を受けております。

c 2003 2004 Luxury goods Gueissaz-Jaccard (Since 1848)

 

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