その他
OTHER

入手方法

HOW TO GET

 

注意:ここで書かれた内容に基づき購入した場合のトラブルなどの責任は一切お受けできません。

どこから入手?

現在のリュージュ三協のオルゴールの入手は簡単ですので、ここではアンティークオルゴールについての入手方法について

私の少ない体験により書こうと思います。

まず、ヨーロッパのアンティークショップや、オルゴー専門店などのリストを作って、直接メールなどで問合せるのが良いでしょう。

アンティークショップの場合には、交渉がうまくできれば、オルゴール専門店より安く買える場合も多いです。

そして、オークションでは日本アメリカドイツで検索すればよいでしょう。それぞれのオークションには参加方法などがあるので、それについてはここでは触れません。

また、本格的にオークションに参加したい人は英国のクリスティーズサザビーズへの参加も可能です。カタログを取り寄せて入札をする形になります。確か、クリスティーズは日本に法人があったような・・・・

(サザビーズは過去にebayとリンクしていました。)

またクリスティーズの参加の場合にはカタログを請求する必要がありますが、このカタログは有料ですが非常に資料としても、見ても楽しめるものとなっております。

各オークションの参加方法などは、トラブルを生むことになるので当ホームページでは一切説明は致しませんのでご了承ください。

CHRISTIESのカタログは必見

輸入にかかる問題

いろいろな所で書きましたが、日本で購入する場合には、手に触れたりして楽器を選ぶことが出来たり、カタログやインターネットで新品を入手できるためにトラブルはほとんどないと思われます。

ところが、古い楽器の場合には日本でもYAHOOオークションなどでたまに見かけますが、やはり海外のホームページやオークション、直接海外へ行っての購入が中心となり、少なからず注意が必要です。

海外の直接の購入の場合でも、保証がまず効かないと考えた方が良いし、もし直してくれるとしても、往復の運賃なども入れると買いなおしたくなるぐらい高くかかります。

さらに、お店ならばそれなりに信用はありますが、オークションなどでは個人との取引が中心ですから常にリスクがあります。

今までにトラブルは何度もありました。例を挙げてみました。(これ、みんな実例です。)

送ってこない
商品が途中で壊れた
輸送の便が悪く到着まで半年かかった
送料を異常に高く請求された
楽器に欠陥があるのにそのことを隠されていた
外貨為替の「手数料を取られた」と追加請求された
現金を送れと言われた
商品が違うものが送られてきた

などです。これだけあるのも凄いですが、1回でもあると、「もう輸入は止めよう」と思うぐらい落ち込みます。

が、なぜか止められません。

機会があれば、全部書いていこうと思いますが、思い出したくないこともあるので・・・・

 

ランク付けや状態の表現

主にアメリカの場合を書きますが、一応、楽器の状態をランク付けして表す言葉がありますのでそれをまとめてみました。

これは、楽器屋さんに質問しても、オークションであっても使われます。

また下の表はあくまで、私の解釈であって他の人とは判断基準は違います。

new これは誰でもわかる新品です。
NIB new in box の略で新品箱入りです。
mint 新品同様の美品です。(50年以上経っているとかなり疑しいです。)
MIB mint in box の略で箱入りです。
excellent 素晴らしいという意味ですが、まあ美品という意味です。
great excellentと同じです。
wonderful エクセレントとは書けないけれど微妙な表現です。普通か普通より少し上と思った方が良いでしょう。
perfect wonderful と同じかそれより少しだけ上の場合があります。
super wonderful と同じです。
fair 普通、という意味ですが古いと普通よりは少し悪いと思った方が良いです
pretty good fairと同じです。
good

これもfairと同じです。(当然fairより良いはずですが実情はひどいものが多いです。)

need work どこか欠陥があって直せば使えるという意味ですが、直せないものもあります。
poor これはゴミ同然です。
lovely lovely condition なんていわれても全くわかりません。
bad 言葉の通りです。送料がもったいないと思います。

また、以下のような単語も知っておくと便利です。

rare 希少という意味ですが、専門家以外の人は、「自分は珍しいと思う」というぐらいの軽い意味だと思った方が良いです。
hard to find rareと同じ意味で希少という意味ですが、信じない方が良いです。
as is 「見ての通り」とか「責任はとれません」とか「あとは知らない」みたいな意味があります。
for parts 部品取り用です。部品が足りないか、破損状態のひどいものです。

 

 

初めての人などは、赤字で書いてあるところをなるべく輸入することをお薦めします。

また、オルゴールは小さな写真を見せられてもほとんどの問題はわかりません。重要な問題であっても、売り手がそれについてわからなければそれはランク評価に入れないので注意が必要です。

 

アメリカ人の場合には、やはりトラブルを起こすと、すぐに訴訟するような国なので、欠陥についての記述はわりと多いと思います。

人によっては、良い点を述べずに悪い点のみを述べる場合があります。

むしろ、日本のYAHOOのように、キャンセル不可とか、質問で聞いて初めてわかるショッキングな新事実などは少ないかもしれません。

少なくとも、不利な条件を隠しているオークションは日本の方が圧倒的に多く感じます。

また、ドイツの場合には、質問をするまで、ほとんど全容(全様?)はわかりません。

 

費用
輸入する際の手順にもよりますが、

かかる費用は最大の場合以下のようになります。

商品の代金+梱包代+運び手数料+運賃+税金+為替+送金などの手数料=合計金額

 

商品の代金 購入の金額そのものですが、オークションの場合は同じ$でもどこの国の$なのかを予め知る必要があります。
梱包代

ほとんどの場合にタダですが、オルゴールの場合には丁寧にしてもらうと料金が発生する場合があります。

一例ですがドイツの場合には木箱を作って送ってくれて、その料金が結構しました。

さらに大型のオルゴールを送ってもらう場合はほとんど有料と考えた方が良いでしょう。

運び手数料 handlingと言いますが、アメリカなどの場合郵便局まで車で1時間などという場所に住んでいる人もいるので請求される場合があります。
運賃

国によって違い、幾つかの方法があり料金が違います。飛行機(AIR)の方が船(SHIP)より早いのは当然ですが、その中でもさらに細かく料金などが設定されている場合があります。

アメリカからの場合には、ここUSPSで調べることができます。

カナダからの場合には、ここCPSで調べることができます。コスト計算はこちらです。

価格の差があまりにも出ているときには上のアドレスを教えてあげると便利です。

税金

日本に到着してから税金をかけられる場合があります。課税通知書とさらに通関料?なるものも取られるます。大体の目安として購入金額が$200以下だと取られることはありません。本当のところはよく知りませんので、知っている方がいらっしゃいましたら教えてください。

アンティークのオルゴールなどは、ほとんどの場合に税金はかかります。20インチのボックスシリンダーオルゴールで2700円ぐらいから5000円ぐらいです。

アップライトなどは、数万円します。高価なものを購入してしまうと数十万するものもありますが、その場合のほとんどは普通の郵送では運べない場合です。

こんな紙がきます。

納得いかない話

楽器は関税率は0%のはずなのに、なぜか消費税が4%かかって、さらに消費税の25%の地方消費税がとられます。

結局消費税で5%はとられるということです。

通関料?もっとわかりやすくして欲しいものです。

最初からいくらとられるか到着するまでわからないなんて・・・・・・・ひどいシステムです。

郵便局の人も、「今日は税金ついてますよー!」・・・・・・・

為替 送金する時に為替手数料がかかっています。
送金などの手数料 カードや電子マネーであれば手数料、マネーオーダーならば、送金手数料です。
支払方法

支払方法には以下のものがあります。

基本的には、支払方法は相手にあわせる形になります。

郵便為替

マネーオーダー

郵便局で身分証明書を持っていくとやってくれます。

といっても自分でたくさん書かされます。

アメリカの場合には、マネーオーダー自体にも書かなくてはなりません。そして、郵便で送るという手続きが加わります。頼めば、郵便局が手数料を取って送ってくれます。

他の国は、だいたい郵便局の端末でオンラインで送ってもらえます。電報みたいなものです。

但し、送られた郵便局から、マネーオーダーを作って配達をするまでの時間はかかります。

これは為替の用紙です。別名international-postal-money-order

ほとんど世界中の国に送金できます。

クレジットカード

カードナンバーと有効期限を教えれば、カードの引き落としになります。

番号などをメールで送る場合には1回のメールで送ったりせず、数回に分けて送るのが常識です。

また、個人との取引の場合には使えません。

PAYPAL

最も有名な電子マネーです。相手に自分の住所などを知らせずに振り込ませることができるシステムで人気が高いです。(ただ、トラブルのうわさはあるようですが)

アメリカとイギリスで有効(カナダも使えるかもしれませんが私は使ったことがありません。)

海外からの送金を日本の銀行での受け取りにも対応しています。

BIDPAY

これはインターネットで手続きができるマネーオーダーです。

アメリカとドイツで有効です。

Billpoint

(ebaypoint)

ebayのオークションでは使える電子マネーです。

アメリカ、カナダの一部?で有効です。

現金 「現金を郵送してくれ」と言われた場合小額ならば送ってしまうのも良いかもしれませんが、危険ですのでできれば止めましょう。
銀行へ振り込み これも、大変なので止めた方が良いです。相手が日本に口座を持っている場合は別です。
その後

EMSなどで早くて2・3日

飛行機で2週間

船で2ヶ月

税関で荷物がつかまるとさらに1週間

届きましたか?

無事届いても

配達後は、伝票は暫くの間とっておきましょう。

 

 

 

 

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