オルゴール(ミュージックボックス)
inside music box

オルゴールの歯の形状

teeth

このページは参考資料として用意したページです。

 

オルゴールのコームに並んだは、一見真上から見ると、どれも同じ様に見えます。でも横から見ると違う形をしています。

 

シリンダーオルゴールコーム(の歯)を横から見た図

高音域

最も普通の歯?です。

高音域は、振動が切れるのが早いためにダンパーの必要ありません。

したがって非常にシンプルな構造になっています。

中音域

中音域はある程度振動が長く続くためにダンパーをつけてあります。

ダンパーワイヤーという細いワイヤーですが、効果は絶大です。

低音域

低音域は、最も振動が長いのでダンパーは必ずつけられます。

低い音を出すためにウエイト(錘=おもり)がついて、さらに複雑な歯の形になります。

現代の小型オルゴールは、高音域のような形状の歯が多くなっています。また、アンティークオルゴールに比べて、小型化されているためにダンパーなども付いていないものが多いです。

またオルガニートなどの最近の三協のオルゴールはウエイトも歯と一体になっており、形状が少し変わってきています。

 

 

オルゴールと自動演奏楽器 HOME