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ミュージックロール music roll (paper) |
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ミュージックロール(ペーパー)
自動演奏楽器(自動楽器)の音符を記録した紙をミュージックロール(ペーパー)と呼びます。 自動演奏オルガン(自動オルガン)や自動演奏ピアノ(自動ピアノ)に始まって、多くの自動演奏楽器にとってはなくてはならないものです。
ミュージックロールの穴を見るとその楽器の出せる音の数がわかってきます。 自動楽器によってその音数は違いますが、その音数をNOTEと呼びます。 ストリートオルガンの場合は 20NOTE、 31NOTE ぐらいが標準、自動演奏ピアノの場合には88NOTEが標準といえるでしょう。
標準的なものであればミュージックロールは今でも海外で製造販売をしているので、(半手作り?)注文すれば、時間はかかりますが取り寄せられるでしょう。 14、16、26などもありますが、これらは入手しにくいかもしれません。 また、WALTZER などはそれぞれのミュージックロールが違うので、見つけるのは非常に難しいし、それがどのようなものであるかを的確に指示をしないと入手は不可能です。
普通小さいミュージックロールには1本に1曲ですが、大きくなると5.6曲が1ロールになっているものも多くあります。 オルガネッテあたりでも、3−6曲ぐらい入っているものもありますが、やはり、ストリートオルガンぐらいのものだと聞き応えがでてきます。
ミュージックロールは以下のように楽器の名前に合わせて呼ばれることがあります。
サインロール アーチストが弾いた演奏を記録した時には、そのロールにサインを書く場合があります。サインロールには、そのサインを複製印刷する場合と手書きの本当のサインが付いたものがあります。 テストロール テストロールは、楽器の音のテストをするときに必要なもので、自動演奏楽器を調整する時には必ず必要です。 ドレミの順番で1音づつ演奏していきます。
演奏者の強弱をスタンプされたロールもあります。下の写真はその解説です。 アンティークではないのですが、最近オルガニートという手回しオルゴールがミュージックロールを使います。 ただ、厚紙(カードボード)が標準なので、紙をロール状に巻くことはできません。 |
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