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ドラム
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ドラム シリンダーオルゴールで、ベルと同じぐらい特長的な演出をしてくれるのがドラムです。 ディスクオルゴールでもないわけではありませんが、主にシリンダーオルゴールに使われ、 オルゴール+ベル+ドラム=オーケストラボックス と呼ばれます。 音は、どう聞いてもおもちゃの太鼓です。 でも聞き慣れるとその乾いたコロコロした音が、なかなか良い味を出していることに気がつきます。 普通5つから7つのハンマー(バチ)をもって、すこしづつタイミングをずらして、タタタタ、タタタタ、のように連続的に鳴らします。 ドラムの調整 実際に調整が上手くいっていないドラムは音量も大きくメロディの妨げになるぐらいうるさいです。 ほとんどの場合は、叩く強さはあまり調整できませんから、ハンマーからの距離を変えたり、ハンマーにフエルトや皮を貼り音の強さを調節します。
上の図のようにコームの歯をはじいたわずかな動きから、テコの原理でドラムを叩くストローク(距離)を稼ぎます。 ドラムの皮 普通タイコの皮は、動物の皮ですが、オルゴールに使うドラムは金属になっているものも多いです。 勿論本物の皮を張っているものもありますが・・・ 少し変わった効果を出したドラムもあります。スネアドラム
※アンティークオルゴールにはありますがリュージュなどの現代のオルゴールにはない機能です。 |
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