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オルゴールのボックスの印刷

 

オルゴールの時代に木目を印刷したものがあることは驚きです。

上の写真はBHA(イギリス)のシリンダーオルゴールのものですが、ディスクオルゴールでも同等のものは見られます。

当時から非常に発達していたベニアの技術(何枚もの板を積層で貼って大きな丈夫な板を作る技術)に加え、このような技術は既に使われていました。

普通印刷はマークや象嵌などの小さな面積のものが多いのですが、写真のものの場合には約550mmの板全面に印刷されています。

100年以上たっても管理がよければ変色も劣化しない、この技術から当時の工業の熟度が伺えます。

 

 

 

オルゴールと自動演奏楽器