C 取り扱い方
CARE & TREATMENT

C5 弦の入手方法

How to get some strings

 

古いハープにはアンティークの弦を探して張りたいところですが、弦だけは新しいものを張った方が音色が良かったりします。

けれど、日本ではその新しい弦ですら入手が困難というか、なかなか置いてあるお店がないというのが本当です。

そこでこのページを用意しました。

実際に私は最近は海外から購入をしているので日本の情勢は詳しくはありません。ただ、入手に困っている人は多いのではないでしょうか?

 


アイリッシュハープグランドハープなどは専門店や代理店が多いことからも、弦の入手で困ることはさほどありません。

少し困るのがアルパでしょうが、最近は通販などでも買うことができかなり入手も楽になりました。

問題となるのはやはりチター系の楽器とライアーの弦でしょう。

ライアーは、購入店以外の入手は不可能と思った方が良いでしょう。もし弦の太さを正確に測れるのであれば、オートハープの弦が代用できます。

やってみたことはありませんが、ギターの弦も代用できると思います。

コンサートチターは、弦はおろか楽器すら日本でサポートされていないために、大手の楽器屋さんで取り寄せになります。

しかもセット売りしか出来ない所も多いです。

チター系のハープの大半は弦の太さ(ゲージ)を調べて買わなくてはなりません。ほとんどの場合にはオートハープの弦が代用できます。

チター系の多くの楽器は楽器屋さんでも資料が無いために専用弦は取り寄せもできません。

 


ということでオートハープの弦の入手について少しだけ触れてみたいと思います。

まず東海楽器さんは注文するとオートハープのセット弦を購入することができます。これは一番確実です。価格はたしか8000円前後です。(これは1回取りました。)

近くの楽器店で取り寄せをすれば良いだけなのでお手軽です。オスカーシュミットの弦も取り寄せはできますが、価格を良く相談してから買うのが良いと思います。

また、オスカーシュミットの弦は、AタイプとBタイプがあるのでそれを理解した上で買う必要があります。

Aタイプは1968年より前のタイプとされていて、弦の先に丸いリングが付いていません。

詳しくはここを見て確認してください。

海外ならば扱っているお店も多いので安く入手可能ですが、それだけリスクはかかります。例えばこことかここのお店です。

また、弦のフルセットで安いお店はここです。

さらに、バラでも買えるお店もあります。

海外に注文するときには、送料などもかかるのである程度まとめて買った方が得です。

 

他にもいろいろとあると思いますので、これから少しづつ増やして行きます。

もし国内で弦をバラ売りしている所がありましたらご一報ください。

 

 

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