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E15 ワーグナーモデル Wagner Auto Harp |
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海外の輸送中に事故の為に、紛失しました。 |
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弦の数 |
37本 |
Strings | 37 |
音階 | クロマチック | Scale | chromatic |
コード専用弦 | なし | Chord Strings | no |
コード演奏機能 |
あり |
Chord Function | |
サイズ | 610mm 370mm (かなり大きい) | Size | 610mm 370mm(so big) |
サウンドホール | 1 | Sound hole | 1 |
推定販売年 |
1880年代から1900年ごろ |
Age (circa) |
about 1880 Pre -1900 |
複弦 | なし | Double string(like mandolin) | no |
現在の入手におけるレア度 | ★★★★★ ★★★★ | Rare | 9/10 |
サンプルのメーカー | Muller’s(Uの字は上に2つの点がつくドイツ語のウームラウトです。) | Maker | Muller's |
基本構造: スライド式のコードバーを持つオートハープです。 長いコードバーを持ちスライドすることにより、コードを変化することができます。 少ないボタン数ですが、調にあわせてコードを変化させることが可能です。
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演奏概略: 机のような平らな所において演奏します。 左手でコードのボタンを押して、右手で演奏します。
I guess, this harp was played on the table . It was not played holding-style, because it's heavy. |
名前の由来(推測): ワーグナーの生誕記念に作られたモデルです。 |
コメント |
ビクトリア時代にこのような画期的なオートハープがあったのは驚きです。 今の時代になくなってしまったのはとても残念です。 スライド式になったコードバーの収納されたボックスをスライドさせることにより、調を変更することが簡単に出来るという大胆な考えは、まさにワーグナーが当時絶賛されていたのにふさわしいほど素晴らしいものだったことでしょう。 もともとこの時代ではオートハープは高価な楽器で、庶民には高い買い物でしたし、今のオートハープに比べて作りがしっかりしています。 それもそのはずで、楽器職人が1つ1つ手仕上をやっていたという資料も残っています。 (現在デジカメ不調で微妙な色彩が綺麗に取れないために写真はもうしばらくお待ちください。)
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