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has Marxolin label (MARXOLINのラベルを貼られた) E4 トレモロハープ TREMOLO HARP |
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弦の数 |
表示されている数は31本(実質32本) | Strings | 31(32) |
音階 | ダイアトニック | Scale | diatonic |
コード専用弦 | あり16本(4コード) | Chord Strings | 16strings 4Chords |
コード演奏機能 |
なし |
Chord Function | no |
サイズ | Size | ||
サウンドホール | 1 | Sound hole | 1 |
推定販売年 |
1950年以前? |
Age(circa) | Pre-50's |
複弦 | なし | Double string(like mandolin) | no |
現在の入手におけるレア度 | ★★★★★ ★★ | Rare | 7/10 |
サンプルのメーカー | marxochime colony | Maker |
marxochime colony (1926-1969) |
基本構造: 右に弓で弾く弦が16本2列になってV字型に配置、左には4コード16本の弦が張られています。 バイオリンウケとは音階が違います。 |
演奏概略: 机のような平らな所において演奏します。 右手で弓を持ちメロディを、左手は爪(ピック)で伴奏担当します。 弓はアップダウンでも音を出すことができますから、左右に分かれた8本づつの弦をどのように移動すれば効率的かを考えれば早い演奏も可能です。 基本的に弓で2本の弦を弾くことはありません。 |
名前の由来(推測): 本当の名称が不明です。(トレモロハープという説があります。 |
この楽器は見たとおり、とても汚いです。 この写真の後、1週間かけて掃除をしたのですが非常に大変でした。 写真ではよくわかりませんが、ボディは金色です。 5の数字の書いてあるデカールの色は黄色です。 |
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コードの書いてあるラベルはかなりのダメージがあり、復元は不可能です。 このハープもMARXOLINのラベルが貼られています。 これは、間違えて出荷されたわけではなく、意図的にこの名前で製造されたものと思われます。
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このマークが使われた楽器は1940年代に多く存在するようです。 私の知っている限りでは1949年が最も最近の日付けです。
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コメント |
このモデルもおそらく、限定で販売されたものだと思います。 やはり数では通常のバイオリンウケに比べてずっと少なく、販売期間も非常に短かったものと思われます。 バイオリンウケに比べて1音少ない1から15の番号がふられていますが、これは表示が少ないだけで弾こうと思えば16番目の音を出すことも可能です。 また、弓で弾く弦がV字型ではなく、1列に15本(16本)配列されているタイプもあるようです。
実は、これが本当にトレモロハープという名前で呼ばれていたかは、わかりません。 どうしてこのようなことを書くかというと、MARXOCHIME の楽器はやたらにMARXOLINという名前のラベルが付いた物が多く、それの本当の名前は違ったりするからです。 海外のコレクターもこのことは究明しているようですが誰も答えが出せていないようです。
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弓で弾く弦
ハープとして弾く弦(コード)
※表示の音符はAになっていますが、おそらくGが正しいでしょう。(ミスプリントでしょうか?)
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