E 楽器紹介
MUSICAL INSTRUMENTS minority

E6 ピアノフォン

PIANOPHONE

 

 

 

弦の数

37(初期型は33) Strings 37(old model = 33)
音階 ダイアトニック+Bb Scale diatonic+Bb
コード専用弦 なし Chord Strings no
コード演奏機能

7コード(C,G7,F,C7,Bb,Am,Dm)

Chord Function 7chord(C,G7,F,C7,Bb,Am,Dm)
サイズ   Size  
サウンドホール Sound hole 1
推定販売年

1926年以前

Age(circa) pre1926
複弦 メロディー部は一部を除き複弦(初期型は単弦) Double string(like mandolin) without lower scale
現在の入手におけるレア度 ★★★★★ ★ Rare 6/10
サンプルのメーカー made by Marx & Marx, Chicago, Illinois Maker made by Marx & Marx, Chicago, Illinois

 

弦の数

37本(初期型は33本)
音階 ダイアトニック+Bb
コード専用弦 なし
コード演奏機能

あり (7コード)C, G7, F, C7, Bb, Am, Dm

   
サウンドホール
推定販売年

1930年ぐらいから1950年ごろ

複弦 メロディー部は一部を除き複弦(初期型は単弦)
現在の入手におけるレア度 ★★★★★ ★★
サンプルのメーカー made by Marx & Marx, Chicago, Illinois

 

基本構造:

普通のマンドリン(複弦)をもつハープに、コードを鳴らすためのフエルトをつけたコードバーをつけたもので、コードバーは左側がゴムで固定されていますが、右側は固定されていません。

演奏概略:

机のような平らな所において演奏します。ひざの上などでは、コードバーの演奏がしにくいので注意が必要です。

右手は爪(ピック)でメロディー、左手はコードを担当します。

右手は、メロディーを中心に演奏して、時には、コードバーが叩く音域の弦もはじきます。

左手は指で、コードバーの右端を持ち上げて放します。すると、バーはゴムの反発で落ちて弦を叩きます。

名前の由来(推測):

ピアノのように弦を固めのフエルトでたたく構造をもつことから、この名前を付けたものと思われます。

 

コードバーはオートハープのように木の棒にフエルトが貼ってあります。

長年の経年変化でゴムが延びきっていますのでだらしなくバーが斜めになっています。

この写真の後にゴムを張り替えています。

デカールはとても綺麗です。写真でよくお見せできないのが残念です。

金の上に音符がならんでいます。

なにもこんな所に$12.50なんて書かなくても良いと思いますが・・・・

 

古いタイプはなぜかBから複弦になっています。

 

コメント

このハープで一番悩んだのは、その演奏方法でした。

ポップ・スペンサーという方が演奏しているビデオを本人から買って見ていたのですが、どうも演奏方法がおかしいという事に気づきました。

 

伴奏とメロディーを交互に弾いていて、同時に弾けない楽器のように見えました。

(右手でピックを持ち、左手でバーを抑え、オートハープのように伴奏をしていたので当然弾けません。)

 

結局、他に演奏している姿などを写真でさえも見つけることはできなかったのですが、いろいろと触っているうちに、自然とその疑問は解決しました。

 

フエルトで弦を抑えてミュート(消音)するのではなく、フエルトで弦を叩く、まさにピアノと同じ原理を取っているという事に気づきました。

その後、海外のハープのコレクターのページにもこの事が書いてあり、確信が持てました。

 

 

MODEL 1

 

音階 Bb Bb Bb

番号

            7○ 10 11 12 13 14○ 15 16
弦数

番号はMARX社の(オリジナルタブラチュア)楽譜の番号です。

 

 

 

MODEL 2

OLD model is diffrent number of strings.

初期型はメロディー弦が単弦になり。総弦数は33本です。

音階 Bb Bb Bb
番号             7○ 10 11 12 13 14○ 15 16
弦数 2 2

2

2 2 2 2 2 2 2

 

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