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E8 シャトラ(チャートーラ) グランド Chartola (Grand) |
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弦の数 |
46本 |
Strings | 46 |
音階 | ダイアトニック | Scale | diatonic |
コード専用弦 | あり16本 | Chord Strings | 16 |
コード演奏機能 |
あり4コード D,F,G,C |
Chord Function | 4chords |
サイズ | 480mm 330mm t40mm | Size | 480mm 330mm |
サウンドホール | 1 | Sound hole | 1 |
推定販売年 |
1910-1930 |
Age (circa) |
1910-1930 |
複弦 | あり | Double string(like mandolin) | yes |
現在の入手におけるレア度 | ★★★★★ ★ | Rare | 6/10 |
サンプルのメーカー | THE CHARTORA CO. | Maker | THE CHARTORA CO. |
基本構造: 持ち上げて放すとバネで下にもどり、弦を叩くレバー機構をもったハープ メロディはマンドリンハープのように複弦 |
演奏概略: 机のような平らな所に置いて演奏します。 左手でレバーを使ってコードを出したり、普通にコード弦をはじいたりします。 右手はメロディを担当して、爪で弾くか、トレモロハンマーで演奏します。
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名前の由来(推測): 不明
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この金属のレバーの下裏にはフエルトが貼ってあります。 このアタッチメントをコードサンパーと呼び、他のハープにも取り付けられている機種があります。
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当時の時代を思わせるデカールがあります。 このデカールの種類などで時代がわかるものもあります。 |
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指で押し上げて放すと、バネの力でハネ返り、4つの弦を同時に鳴らします。 もちろん、この方法だけで伴奏をとるわけではなく、普通に弦をはじいても伴奏ができるので、曲にあわせてアレンジします。 |
コメント |
イーグルのマークが特徴的ですが、当時愛国主義の風潮がこのようなデザインを生みました。 この楽器は板の選択から構造までをよく考えて作ったらしく、音を売りものにした当時の広告が残っています。 しかしながら、100年近く経つと、天板(表面に張られた板)が薄いためか、ほとんどの物は割れてしまっていて、なかなか良いコンディションの物と出会えません。 私はコレクターから別のハープ2台との交換に成功しましたが、これに出会うまでに1年ぐらい探しました。 またこのハープは E7 ピアノエッテとほぼ同じ時期に出たコードハープです。 似ているように思われた方も多いと思いますが、この2つの機種は、おそらく特許の問題で違う構造にしなくてはならなかった経緯があったのだと思います。 当時はハープもブームのようになっていたために、これらと類似した形のハープは他にも見つかっています。 ピアノエッテは、伴奏用の弦の配置が太い弦から順番に並んでいたの対して、この楽器はコードに並べた弦が16本あり、普通のコード付きハープとしても使えるために、ピアノエッテにはできなかったコード弦を爪で弾くこともでき曲に変化をつけられます。 つまり、コードを爪で弾くのと、レバーで叩くのと2通りの伴奏がアレンジできます。 |
DAF#D FCAF FBGG ECGC CDEFGABCDEFGABC コード
メロディ
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