参考

close up parts

ストリングアンカー(ストリングエンド)

anchor of string(s)

ハープの種類によって全く異なりますが、弓型のハープの場合には普通サウンドボードの裏(サウンドボックスの中)からチューニングピンに向かって弦を張ります。

大きく分けると、弦の先端に結び目をつけてサウンドボードの裏側から通す場合と、サウンドボードの表側から結び目を入れてピン(リベット)で止めるものがあります。

前者の場合にはサウンドボードには小さな穴が開いていますので、その穴に引っかかるように弦の先に結び目をつくり抜けないようにします。

太い弦の場合 太い場合には、弦の先端を右写真のように結びます。
細い弦の場合

細い弦の場合には、結び目だけでは抜けてしまう恐れがあるので、太い弦や、金属や硬い材質の棒を軸にして結び目をつけます。左写真の様になります。(この軸そのものをアンカーと呼ぶ場合もあるようです。)

先端の加工がされている場合 先端の加工されたものもありますが、この場合にはそのまま使えます。チターライアーの場合にはリングがついているものもあります。

 

結び方については特別難しくないのですが、太い弦の場合にはなかなか結び目を硬くするのには力が要ります。

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