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ハワイアン楽器について Hawaiian instruments |
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ハープの研究を進めるに当たって、ハワイアン楽器の情報を多く仕入れられる機会がありましたのでそれらについて少しだけ書いてみようと思います。 ハワイの楽器というと何を思い浮かべますか? 今だとウクレレでしょうか? あとスチールギター? スチールギターの名前が出てくる人は結構ハワイ通ですね。 他には・・・・・ これがなかなか出てきませんね!
でも、ハワイアンミュージックは、ハワイにもともと居住していた人の音楽と、今の音楽とはかなり食い違っていて主にメロディを中心にした音楽はむしろアメリカの流れが大きいと思われます。 ハワイの名前、もしくはハワイ色?を入れたハープ系の楽器として以下のようなものがあります。
ウクレレ(ウケという)とヴァイオリンが合わさったウケリンのように複合的な楽器の名前も見られますが、これらはハワイ製ではありません。 実際にはウクレレもハワイ発祥の楽器ではないのですが、20世紀に生まれたハワイアン音楽を奏でる楽器として有名になったものです。 また、ハワイアンミュージックはアメリカ本土でも大ブームになったために、これらのハワイアンの楽器の多くはハワイで生産されずアメリカ本土で生産されたものが多いです。 それらの楽器をハワイに輸出?していたという記録もあります。 ハワイアンミュージックに欠かせないもうひとつの楽器であるスチールギターもアメリカ本土で開発され発展した楽器といえます。 ハワイアンミュージックの基本は、勿論ハワイの原住民によるリズムと歌が元になっているものもありますが、1930年以降に生まれたアメリカの文化の入った曲が非常に多くあります。 それらはプレスリーなどをはじめ多くのアーティストによって広められ、日本でのハワイアンミュージックの有名な曲はやはり、これらが含まれます。 若干ですが現在ではハープ用のハワイアンの楽譜なども出ていますので、そのアーティスト名や、古いレコードや楽譜をしらべるといろいろとわかります。 特筆することは、レバーハープなどでも、無理なく演奏できる(レバー操作が無い、もしくは少ない)曲が非常に多いということかもしれません。 |
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