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F13 ハープの運送

 

最近、メールで、ハープの輸入や輸出についての質問が多くなってきたので一応それらの回答をまとめてみました。

ただひとつ言えることは、私の経験にもとづく内容なので、必ずしも同じようになるとは限りません。

また、当然のことながら、これを読んで、その通りに行動したことにより、万が一損害を受けても一切責任は負えません。

 


輸入と輸出を仕事と行なう場合には、それなりの手続きがいると思いますが、個人で輸入をしたり、自分のハープを運んだりする場合は比較的簡単です。

業者を探して頼めば良いだけです。

ハープを海外に送る場合には、大きな郵便局、宅配便に相談すれば、可能です。

http://www.post.japanpost.jp/service/intel_service/ko_johken/html/kyotu.htm

に料金表などがあります。

大きなハープの場合にはサイズを良く確認してから送った方が良いでしょう。

アイリッシュハープの場合80cmぐらいまでなら何の問題もありません。

大きなハープというのは、150cm以上のものです。アルパなどは当然大きい方に入ります。

その他の業者はインターネットで探せばいろいろとでてくることでしょう。

 


また、海外の国や地域によっては、重たいものは、玄関口に置き去りにされることもあるらしいので、必ず受取れる場所を指定した方が良いと思われます。

また「海外 引越し」で検索エンジンを使うとたくさんの業者がでてきますので 条件などを見積りしてみると良いと思います。

引越し業者の場合には、お金さえ出せば梱包までしてくれるので、玄関から玄関まで運んでもらえることができます。

海外のサービス会社では、木箱を作って送ってくれましたが、その箱代が6000円かかりました。

 


そして重要なことは保険をかけることです。

私の経験では輸入も輸出も、保険をかけた方が無くなってしまうことが少ないような気がします。

そして意外な事に、ほとんどの場合には、壊れたといっても、保険はなかなかおりません。

海外から日本にオルゴールを送ってもらったときに1度だけ壊れていて、全額保証してもらえたことがあります。

ただ、お金を受け取るまでの時間は半年以上かかりました。書類を用意するのも少し大変でした。

 

ただ、なくなった場合にはほとんど無条件で返金されるようです。

お金を返されてもあまりうれしくないですが、保険とはそういうものですね!

 

また、特にオークションなどで買った時は、保険をかけないと相手が送る保証は全くなくなります。

従って、私はほとんどの場合は保険をかけます。

輸入については、F8の入手方法も参考にして下さい。


旅行やツアーで運ぶ場合は、小型だと機内持込ができます。

大型だと、別料金になります。飛行機によっては別便で届くこともあるでしょう。

いづれにしても気圧の変化が考えられるので、心配ならば、弦を少し緩めておいた方が良いのかもしれません。

私が輸入するときには特に指定をしないので、弦は完全に張られた状態で届くこともありますが、ほとんどの場合は大丈夫です。

むしろ船の長旅の方が問題がありそうです。

 

いづれにしても、保険をかけるとか、自分で完全梱包をするなどしておいた方が良いと思います。

 

 

 

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