玩具とジュエリー

玩具とジュエリー

遊び心をいつまでも大切にする人は、やはりジュエリーにも他の人と違った遊び心を求めると思います。

小さい子供の時に誰でも、野原のレンゲ草やシロツメ草で王冠を作ったり、ネックレスを作りませんでしたか？

そして、プラスティックの大粒のビーズをつけたネックレスも同じようにつけたことがあると思います。

きっと、そのときにはそれが綺麗に見えたと思いますし、子供心にワクワクしながら装飾品をつける喜びを味わえたと思うのです。

でも、日本では、大人になって大人が身に付ける遊び心のあるジュエリーは本当に少ないです。

海外の人にとってのジュエリーは、その延長上に位置しているために非常にユーモアのセンスにあふれているものを多く見つけます。

ＪＪのブローチなどは有名ですが、それ以外にも、クリスマスジュエリーやハロウィーンジュエリー、イースターの時にはひよこのジュエリーなどを多くの人が実に自然に身につけています。

では玩具とジュエリーの違いはどこでしょうか？

例えば玩具で言うところのバッジと、ジュエリーでいうところのブローチは材質や作り、値段などから判断されるしかないのが現状です。

したがって、ほとんどの人は玩具に見えないものを宝石に組み合わせたり、つけるセンスで勝負をしたりしているのです。

逆に高級でシックなスーツドレスに、ファーでできている小さなヒヨコがちょこんとついていたら、おかしいと思うか？可愛いと思うか？センスが良いと思うか？悪いと思うかは？ケースによるとは思いますが、ただ一ついえることはそれは注目されるという事です。

その注目されてそれが話題になったときに、「今日はイースターだから・・・」というひとことにセンスが光るというものではないでしょうか？

ことばのセンスも着こなせるようにもなりたいものです。

子供が大人になって、価格が１０００倍のジュエリーやアクセサリーを身に着けても勝負はセンスです。