海外と日本の相場の違い

海外と日本の相場の違いはジュエリーにもよりますが、 2〜5倍、中にはそれ以上に変わってきます。

海外の方がそれだけ安く購入できる場合が多いです。

それはなぜでしょう？ ジュエリーの原価は原材料費+加工費（デザイン含む）+諸経費からなっています。

ご存知の通り日本で主要な宝石の原石は取れません。そこで輸入業者が日本に宝石を輸入することになります。

輸入に関しては宝石だけ(主にルース）輸入する場合と製品を輸入する場合があります。

宝石だけで輸入された場合は加工業者の手でデザインされ加工されます。

このように考えると輸入業者、加工業者、卸問屋、小売店とお客様に届くまでに様々な業者が介在します。

問屋同士で商品を売買し自社にないものを補完し、お客様ののニーズに応えようとするケースもあります。

つまりその売買の回数だけあなたの支払い金額はつり上がってきます。

最近は卸問屋のような中間介入がない場合が多くなり、中には直販もでてきました。

その分のマージンがなくなるので、従来までの価格の半額で購入できることもあり日本のマーケットも変化してきました。

また、インターネットの普及により個人での買いつけなども増え、商品知識の薄い人が海外から買い日本で売るケースもあります。

最近では、これらによる問題が起こっていることもあり注意が必要です。

インディアンジュエリーやハワイアンジュエリーも例外ではなくUSA全土でアメリカンジュエリーは現在非常に価格競争が行われていて、値段がこなれてきています。

それと同じようなことが日本でも行われつつあり、最近ではジュエリー業界の図式がかわりつつあるように、業者には非常に厳しい市場になってきています。