ブランドライセンス　ジュエリー

ブランドジュエリーは不思議な目に見えない魅力を持ちます。

そのファッションブランドの中心となるフランスの多くのメーカーは、そのブランド名により新しい商売を考えました。

それがブランドライセンス（ライセンスブランド商法）です。

ブランドライセンスとは、ブランドのロゴを他の中小企業などに貸し出すことにより、その商品をあたかもブランド商品のように見せる商法です。（実際にブランドのロゴをライセンスされたものだから本物だ。という話もありますが・・・）

有名ブランドはそのロゴの版権料のライセンス料を受け取ります。

一時は、グッチやイブサンローランのボールペンやハンカチ、バスタオル、石鹸などありとあらゆるものにライセンスされていました。

ほんの一握りのメーカーを除いて、ブランドライセンスの商品が世界中に出回り、ブランドグッズであふれかえりました。

ジュエリーでも例外ではなく、一部のジュエリーや時計などにも多くライセンスされたために、ティファニーと書いてあっても、中を覗くと別のメーカー名が刻まれていたりしていました。

あまりにも、そのライセンスの量が多く、そのブランドの持つ希少価値や、品質基準が管理できなくなり現在ではあまり見られなくなりました。

あまり見られなくなったと言っても完全に無くなったわけではありません。

ビンテージジュエリーなどをコレクションする方は特にこの点を注意することが必要です。