紀元前ヨーロッパの「ドルイド」と呼ばれる古代ケルト民族の修行僧達は、自然と一体化し、深い瞑想を行うためにドルイドベルと呼ばれる神秘的な鈴を作り出しました。 その後ドルイドベルは機械仕掛けのオルゴールへと発展したと言われます。 そのもととなったドルイドベルの存在は忘れ去られようとしていました。 しかしながら今世紀の初めになってドイツ人の銀細工師がドルイドベルの存在を発見し、彼らによっていくつかのドルイドベルが復元され、その複製が作られるようになりました。 それを実際に販売をしたのが、アメリカのハーモニーボール社で、ハーモニーボールという名前で販売をしました。 現代になってこのドルイドベルは米国で広まり、その美しい音色と優れたデザインにより米国をはじめ、世界各国でベストセラー商品のひとつになっています。 ハーモニーボール社は、すでに現在では販売をしておりませんが、その生産工場は続いており、オルゴールボールという名前で輸入販売されています。
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