癒しの音 1 RAINDROP(雨だれ)

 

癒しの音に代表されるのが、雨だれの音です。

・・・ポツン、・・・ポツン、と一定の間隔をあけて落ちる水滴の音を

静かに聴いていると

誰もが心静まることでしょう。

そんな「雨だれの音」について

考えたことがありますか?

雨だれ’RAINDROP’と聞いてあなたは何を思い出しますか?

私はショパンの24 preludesの op.28,no.15の’雨だれ’

を思いだしますが、どちらかというと

この曲では心が静まりませんね。

 

人は、一定のリズムで同じ音量の音を聞くと

そのリズムを体で自然と受け止めてしまうらしく

さらに、そのリズムが心地よいと

眠くなるそうです。

鍾乳洞で水が滴る音や、水琴窟(すいきんくつ)

なども、同じような効果があるかもしれません。

 

昔の人は、いろいろとそのような音を作り出す装置も考え出しました。

振り子を使った雨だれ発生器や、

自然の力を利用した今は知られていない単純な装置です。

メトロノームなどもこれと同じ発想なのかもしれません。

一つ一つの音を静かなところで時間をかけて聞くことが、

人には大切なのかもしれませんね!

現代ではそんな贅沢な時間の使い方をしている人は

少なくなってきています。

 

昔の人たちが、きっと多くの自然の音を一つ一つ知っていたように

あなたも

自然が作り出す癒しの音

RAINDROPを

鑑賞してみたらいかがでしょうか?

 

 

               harpmaster こと 水足淳一

 

 

 


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