玩具の自動演奏
AUTOMATIC PLAYER (TOY)

鉄琴をたたく人形

Xylophone toys

1960代頃?

鉄琴を叩く玩具は実にたくさんの種類があります。

これだけを集めるコレクターがいてもおかしくないくらい豊富ですが、優れたものは少ないと言えるでしょう。

写真のものは日本からアメリカに輸出されたものですが、ギヤーによりサルのボディが回転して、たたきます。

曲もメリーさんの羊や、ジングルベルなどなじみの曲ばかりです。

単音なのが残念ですが、非常に味があります。

シロフォンバンドなど、最近では数多くの鉄琴の玩具が電子制御によって何曲もメドレーで演奏をしているのを見かけますが、コレクターの間ではむしろ、このような機械仕掛けの方が好まれます。


もともと、これらの鉄琴を叩く玩具は1900年以前からあって、オートマタから始まります。

その後、何度となくブリキの玩具で再現され、その後も、このようにプラスティックで作り直されていますが機構の進化はあまり見られません。


ディスクは2枚を1枚に重ねたようになっていて、上がサルの回転運動、下が叩く動作をさせます。

 

 

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