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B4 編曲と転調 Arrangement & Transposition |
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ピアノは88鍵もあるのに、ほとんどのハープでメロディをつかさどる弦は2から3オクターブ程度、ましてはダイアトニックのハープや変則的な音階しか持たないものは、どのような曲でも弾けるわけではありません。 その場合には、やはり自分で移調したり編曲をする方法があります。移調の表はB5 コードとアルペジオにありますが、手順を追って説明してみようと思います。
以下の内容は音符がわかることが前提になっていますので、その点ご了承ください。
たまたま、編曲の仕事をしたこともあったので、プロがどのぐらいの速度で音符を書いて、どのくらいの速度で編曲をするかなどは目の前で体験しましたが、自分が弾きたい曲があって、自分の楽器にあわせることについては、ほとんどの人は時間をかけて音をさぐりながらやれば良いわけです。 つまり、楽譜を書かなくても、少しづつ弦をずらして弾いていって弾けるところを探せば良いわけです。 その際に、絶対にその曲で守らなくてはいけない法則として「メロディを守る」ということです。 音がないからと言ってメロディを変えてしまったら本末転倒です。よくオルゴールなどで、変な曲になっているものもありますが、15弁のオルゴールなどに比べればはるかにやりやすいはずです。 メロディ(主旋律)だけを追っていって、最後までできれば、それにあわせて、つけられるところだけに伴奏をつけていけばそれなりに聞こえます。 ほとんどの場合、アメリカのフォークソングやアイリッシュフォークなどの民謡の場合は、ダイアトニックで弾けるものが多いので変調は必要ありません。
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すみませんここから下はです。 コードハープなどでも、無いコードが出てきた場合にどのように処理するかなどについても書いて行きたいと思います。 |
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逆転の発想? |
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変則チューニング(変調を含む) Alternative Tunings 実は、ここで書くことが正しいかはわかりませんが、ウケリンなどは16音のダイアトニックのみの楽器のため、普通のチューニングでは曲が制限されてしまいます。 そのために、曲を移調して編曲をすれば良いわけですが、合奏などをする場合にはそうも言っていられなくなります。 その場合以下のような変則チューニングをして、楽器の方を調整します。
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