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F7 ハープの選び方

find my Harp

---このページを読む前に---

このページではハープの部分的な説明が入りますので初心者の方は、ハープの各部の名称を参照してください。

自分の欲しい楽器が決まっていない時や、自分に合った楽器を探している時に非常に悩みます。

私にももちろんそんな時はありました。

当たり前のことですが、とにかく衝動買いだけはやめて、自分がどれくらい本気で楽器が欲しいか?いくらまでならば予算が出せるかを良く検討した方が良いです。

 

とにかくチター系の楽器ならともかく、ハープ系になると10万以上の出費になりますから見て触ってから買うのが理想です。

 

チター系の楽器も高いものだと10万以上のものはたくさんあります。

ハープの仲間は国内で売られていないものも非常に多いので、それらの入手方法なども将来的にこのホームページで紹介して行こうと思っています。

ポイント
○予め値段と仕様の相場を研究しておくのも良いでしょう。
○チター系は触れられない場合も多いので、欠陥があったら返品できるか問合せましょう。

 


触ってチェック

弓型のハープの場合には展示してある場所や、スクールなどで触る機会があるので、お金を少々出しても悩んでいる時には必ず触れてみた方が良いと思います。

逆にスクールもハープを売って利益を得ているところも少なくないので、気に入ったらそこで見せてもらう手もあります。

 

音は少しの差で違い、音が伸びるもの、伸びないもの、明るいもの、暗いもの(イメージです。)いろいろです。

もし、2台以上置いてある場合は必ず弾き(触り)比べた方が良いです。「お店の人が嫌がる?」なんて絶対に気にしてはいけません。

3台あれば3台です。

むしろ、それでいやな顔をするようなお店では買わない方が良いかもしれません。

ポイント

○触れるチャンスがあれば必ず触ってみましょう。

 


聞いてチェック

もし、弾けなくても、持ってみて(持ち方だけは写真などを見て予め研究しておいて)適当にジャラーンと弾いてみるだけで良いのです。

最近の楽器にはあまり無いようですが、ゆっくりと1本づつ弦を弾いて、ある弦だけビリビリと響いたりするものもあります。(共振しているものです。)

サウンドボードの裏の弦の止め方が悪い場合もあるので、その際にはお店の人に「どうしてですか?」と聞いてみて解決がつかなかったら

当然そのハープは買うのを止めましょう。(いがいと、値札が響いていたりするかもしれませんが・・・・)

音色は結構好みもあるので、友人などを連れて行って一緒に聞いてもらうのも手です。

本当はお店の人に弾いてもらえれば良いのですが、なかなかそのようなお店は少ないと思われます。

ポイント
○音がビリビリと響いたり、音が割れるものは止めましょう。
○自分で気に入らない音ならば止めましょう。
○音が響かない場合は止めましょう。
○友達は大切にしましょう!(特に店員さんに薦められて断れない人は友人を連れて行きましょう)

 


行く前に

その際に注意することは、ほぼ本来の音程に調弦してもらっていることが重要です。

もしお店を知っていたら、電話をかけて前持って、試し弾きをしたいと言っておいた方が良いと思います。

お店の方も都合があると思います。

ポイント
○調律をしておいてもらいましょう。本来の音程で弾けないと意味がありません。

 


見てチェック

また、もし音がよければ、今度は傷チェックです。ひどい傷は当然値引きの対象となるでしょう。

注意したいポイントとしては、

1、糸巻き(チューニングピン)の打ち込まれている際や弦を止めているピンのまわりが綺麗か?
2、サウンドホールの中を除いて綺麗かどうか?(木クズがあったり、ひびが入っていることもあります。)
3、それぞれのコーナー(隅)には、ぶつけた痕はないか?
4、木と木の張り合わされているところに隙間がないか?(これは全体チェック)

などです。

サウンドボックスの表面に少しでもヒビが入っているようでしたらやめた方が良いです。

また、もっというとソリを見ないといけませんが、これはお店の人に確認をしてもらうようにしましょう。

4は、ケルティックハープアルパは組み立て式のものも多いので、コラム(ピラー、柱)とサウンドボード(サウンドボックス)とネックの部分に隙間があるのはOKな場合があります。

ジロジロ見るのは良いですが、ベタベタ触るのは止めましょう。またスイカのようにポンポン叩く必要はありません。(良い音がするのですが・・・・)

ポイント
○サウンドボードのヒビやキズは命取りです。
○露骨に隙間があるものは注意です。

 


弦の数?半音?

また、機種選定の時に22弦以下のものは曲をかなり限定されることや、シャーピングレバー(シャープレバー)がどの音についているかなどと、価格の割合を考える必要がありそうです。

弾く曲がフォークだけでない場合にはアイリッシュハープは、フルレバー付きが理想です。

アルパの場合には、半音操作の手段が少なくとも3通りありますので、どの方法を取るかによって決める必要があります。

グランドハープは金額がその次元ではないと思いますし、私にはわかりかねる判断基準があると思います。

ポイント
○同じ弦の数でもレバーがつくと値段はかなり違います。
○予算に余裕があれば、アイリッシュハープフルレバー付きのハープを買いましょう。

 


海外からの購入

ちなみに、私はほとんど海外から買っていますが、値段ははるかに安いですが保証はないと思った方が良いでしょう。

楽器がよくわかって、2台目以降の時に検討すれば良いのではないでしょうか?

ポイント
○海外からの購入は保証は効かないと思った方が良いでしょう。
○海外からの購入は値段はかなり安いです。(2台買える値段の場合もあります。)

 


通販とオーダーメイド

ライアーなどの白木の木目をだしているものは通販などで買うときに、必ず「節目が無いもの」「傷が無いもの」の指定をしておいて注文した方が良いと思います。

その確認が取れない場合には買わない方が良いかもしれません。

特にオーダーメイドならば、金額も高いしこれから作るわけですから、このぐらいの指定は価格のうちと考えた方が良いかもしれません。

ちなみに、泣いている人を一人知っています。

ポイント
○買う前に節目が無いものを欲しいと伝えましょう。(節目が好きな人?は除く・・・・)
○予め、欠陥があったら返品できるか聞いておきましょう。

 


中古

湿度が高い場所に置いておいたり手入れがあまり行き届いていない場合には金属に錆がでます。

当然そのときには、他のも影響している場合もありますので注意しましょう

一番怖いのは、その湿度のある状態から、自分の部屋に移って乾燥状態(または普通の状態)になったときに問題が起こることかもしれません。

ポイント
○錆が出ているものは気をつけましょう。
○キズが多いのも止めましょう。
○大切にされていた楽器はそれなりに使用感はあっても綺麗です。

 

最後に一番大切なこと

ポイント
○あせって買わないようにしましょう!

 

うちは、この条件で試し弾きも大丈夫だよ!というお店さんがおられましたらこのページで紹介させていただきます。メールくだされば幸いです。

どんなハープを買うか悩んでいる人 参照:最初のハープの選び方

 

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