アンティークジュエリー |
アンティークジュエリー | ||
海外では100年以上前、つまりビクトリア時代より以前のものを言います。 日本では30年ぐらい前のものでもアンティークジュエリーとか言う人もいますが、やはり様式や、リプロダクションなどもあるのでビンテージジュエリーなどと混同しないように分けて呼んだ方が良いでしょう。 時代別に考えると細かく分類できます。(ジュエリーの歴史を参照)
時代にもよりますが、基本的にアンティークジュエリーの場合には、宝石は天然石で、金などもメッキではないものも多くあります。 つまり高価で価値があるものも多くあると言えるでしょう。
そして、その自由なデザイン性と技術の高さは驚く限りです。 豪華な懐中時計などを見れば一目瞭然ですが当時の職人の技は現在の機械加工と同等か、それ以上に精巧です。 ひとつひとつ違ったデザインで彫られたり描かれたデザインや、現代にはあまり見られない大胆な曲線や大きく異なる左右非対称のデザイン、溶接箇所の見えないフィリグリーの技術など挙げれば切りがありません。
先に、高価で価値があるものが多いと書きましたが、 それ故にアンティークジュエリーの偽物は少ないか?というとそうとも言い切れないようです。
既に、100年前にもコスチュームジュエリーがあっただけでなく、エドモンドフレミーのエメラルドやルビーの製法に加え1900年ごろには、オーギュストベルヌイが今に続く人工ルビー製造技術を開発したと言われています。 悲しいジュエリーの歴史の中で、戦時中などに本物の石を偽物の石に置き換えたりされたものも少なからずありました。 今でもそのようにして新しい偽物が作り出されているのは同じかもしれません。 特にアジア圏で作られたものは「時代付け」という古さを出すために、汚したりさびをつけたりしたものがあります。 カメオやべっ甲を使ったジュエリーは偽物も多いので要注意です。 従って、購入の前にはチェックを怠らないようにしなくてはならないのと同時に、いかに購入先に信頼がおけるかを判断することが最大のポイントになることでしょう。 また、アンティークジュエリーをうまく買うコツは、知識という道具を持つことです。 多くのアンティークジュエリーを見て少しづつ自分の目を養っていくことによりいろいろな発見があります。 |
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