サインドジュエリー

ブランドジュエリーと少し違うニュアンスを持つのが、サインドジュエリーです。

サインドとは、マークが入ったという意味で、良く金属に「刻印された」文字があるものを指します。

海外ではごく普通に使われている言葉ですが、日本ではあまり聞きなれない言葉かもしれません。

といっても実際には、そのサインの有る無しについて特に区別されるものはビンテージジュエリーを中心としたコスチュームジュエリーがほとんどで、現代のものや、ファインジュエリーにはあまりこの言葉を使われることはないでしょう。

当時の、コスチュームジュエリー全盛の時代にサインドが重要な意味を持っていたわけではないのですが、今で言うブランドとしてそのデザインの優劣を競っていた時代がありました。

そのサインが全くないものはアンサインドジュエリーと呼ばれますが、実際に、そのアンサインドジュエリーが粗悪品かというと、そうでも無く、時にはブランド品でもなんらかの理由でサインを入れないで出荷したものもあったようです。

また、サインと言っても、国名を刻印したものや、ある地域の名前を刻印したものもあります。

ナンバード（サイン）

サインドと同じように使われる言葉としてナンバードがあります。

ナンバードはシリアル番号を振ったもののことですが、ナンバード（ジュエリー）とあえてかかれた場合には限定品などを意味します。

サインプレート

ジュエリーに直接サインを刻み込むのではなく、タグやプレートを付けて、それにブランド名を刻む場合もあります。