オパールと並んで10月の誕生石となっているトルマリン(Tourmaline)は「色が多い」という語源を持つほど色の種類が豊富です。
それぞれの色によって下記のように名称が変わります。
◆赤色 ルベライト=ルーベライト(ピンクトルマリンを含む)
◆青色 インデゴライト=インディゴライト
◆紫色 シベライト
◆無色 アクロライト (電気石)
また変わったトルマリンとしていくつかの色が入ったものがあります。
半分がグリーンで半分がピンクのバイカラートルマリン、スイカの輪切りのように見えるウォーターメロントルマリン、ネコ目のように見えるトルマリン・キャッツアイなどがあります。
またトルマリンを光にかざしてみた時にひび割れのようにみえることがありますが、これはトルマリン特有のインクルージョン(含有物)ですので心配ありません。
最近ではトルマリンブームもあり、そこらじゅうで使われていますが、本来はあまり人気の高くはない宝石でした。
トルマリンがジュエリーであまり人気が無かった理由として、いろいろな色が多く取れるために、その特徴を失っていたせいもあると思います。
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