誕生石で1月にあたるガーネット (Garnet)の結晶は赤いものが多く、丸い結晶が集まった状態で産出されます。
この形がザクロに似ていることからラテン語でザクロという意味のガーネット と呼ばれています。
ガーネット というとルビーに似た赤色の石を思い浮かべることと思いますがガーネット
の種類は実に多く様々な色合いが存在します。
それは結晶成分の混ざり方が複雑で結晶化する時の成分の種類と分量での違いで様々な色が作られます。 ガーネット は大きくわけて2つの色合いがあり下記のようにわかれています。
◆赤色系
最も知られているのはアルマンダイン・ガーネット で濃い赤色です。
そして澄んだ赤色のパイロープ・ガーネット 、紫っぽいロードライト・ガーネット 、褐色を帯びた赤のスペサータイト・ガーネット などがあります。
◆黒系
透明のものをヘソナイト・ガーネット 、半透明のものをグロシュラーライト・ガーネット と言います。 この中でもデマントイド・ガーネット
はガーネット の中で最も価値が高く、エメラルドに似た輝きを放ちます。
ルビーやエメラルドよりも安価なので様々なガーネット
を楽しんでみましょう。
アンティークジュエリーでも良く使われている石と言えるでしょう。
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