ルビー

 

     
名称 ルビー(コランダム)
産地

産地はビルマ(ミャンマー)、スリランカ、タイ、ベトナムが多いです。 東アフリカ(マダカスカルなど)

硬度

赤いサファイアをルビーと言います。

誕生石で7月にあたるルビー(Ruby)はラテン語で赤を意味します ルビーにも色によってランクがあり下記のようにわかれています。

◆ピジョン・ブラッド(鳩の血色)

色むらがなく鮮明な赤色でルビーの中で最高級の色と言われています。希少価値のある石です。

◆ビーフ・ブラッド(牛の血色)

色むらはないですが暗い色合いの赤です。

◆チェリー・ブラッド(さくらんぼ色)

色むらはないですが淡い赤色です。

◆ダークレッド(黒味がかった赤)

ドス黒い赤色のように見えるかもしれません。

また一見同じように見えるガーネットやスピネルとルビーと見分ける簡単な方法として紫外線にあててみます。

ルビーは赤く輝きますがガーネットなどの類似石は赤く輝きません。

アンティークジュエリーでもルビーを使ったものがあります。

硬いことから、古くから時計やオルゴールなどの軸受けにも使われました。

時計の何石という表現は軸受けに使われた宝石の数を表します。

 

名称

ご存知の通り、ルビーはサファイアの仲間で、赤色のものをルビーと呼びます。

本来ルビーはピンクがかかった赤のものが多いのですが、良く似た色であってもピンクだとピンクサファイアと分別されます。

ジュエリーに使われるルビーは、殆どのものが天然のルビーです。

但し、エンハンスメントトリートメントされたものが非常に多くナチュラルナチュラルと呼ばれる無加工のものは殆ど入手できません。

本来、サファイアの中でも非常に貴重な宝石のはずですが、現在では人工石の中でも比較的簡単に作ることができる石の一つとなっています。

人工的に作られるルビーはインクルージョンが無く、綺麗なVSSクラスのものですが、最近はインクルージョンをわざと入れるものがあり、本物との識別は肉眼では難しくなっています。

また本物かどうかを見分けるには、多くのルビーを見ている必要があるために資格を持っている人でも見分けられない人は多いのではないかと思います。

そのためか鑑別書には、「エンハンスメントをされている可能性があります」などの注意書きが書かれることも多く、成分分析を厳密に行わない限り判定ができません。

そんな難しいルビーですが、この石の魅力は格別でどの時代も人を虜にしてきました。

 
7月の誕生石ルビー/ジュエリーに使われる宝石
 

 

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