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ファットシリンダーを綺麗に オルゴールのお掃除 |
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9:まとめ | |||||||||
一応こんな感じで、掃除が無事終了しました。 もちろん20曲連続して完全に演奏でき1曲ごとのオンオフもできます。2曲ごとの曲のチェンジリピートも指定できます。 通常動くようになってから、毎日5分−10分ぐらいの走行テストを1週間ぐらい行うことで終了しますが、このオルゴールの場合には演奏時間が長いので20−30分ぐらい毎日朝食の時間ずっと鳴らしていました。 欲をいうとキリが無いのですが、今回はいくつかの修理箇所もあったので、余暇がないこともありベッドプレートの塗り直しをしませんでした。 また、ボックスの蓋部分だけは状態が悪かったので交換を前提で手をつけませんでした。(ちなみにBHA社のオルゴールは蓋のインレイは象嵌ではなくて印刷(写し絵)なので、シンフォニオンの蓋と同じでほとんどの場合はひどい状態になります。) 今回ガバナーの横についている板バネが折れてしまった(折ってしまった???)ために、ピアノ線で代用しています。 また、オルゴールが動かなかった理由は、1:ガバナーやギヤの目詰まり 2:スプリングモーターの中のグリスが固まったためでした。ギヤは清掃、グリスは洗い流して、これらは掃除の過程で自然に動くようになりました。 そして最後にスイッチが効かなかったので、それらの調整をしました。 途中の過程を、細かく写真を撮っていこうと思ったのですが、自分で作業をしているので、作業をしている写真が撮れないのです。 ただ、私の修理はあくまで自己流で、誰に習ったわけでもないので、これが正しいかと言われるとわからないです。 皆さんの、ご意見などお待ちしております。 最後に、せっかくなのですべては紹介できませんが、音を録って見ました。ただ超劣悪な条件で何年前かわからないラジカセ録音を無理やり落としたので最悪の音質になっていますが、曲の感じがわかってもらえると思います。実際は本当に綺麗な音色です。 曲1:ポパイを見たことのある人はこの曲がわかりますか?こんな曲が1800年代にあったとは驚きです。The Sailors Hornpipe (Popeye's Theme) 曲2:ディズニーの音楽はこの頃の曲にかなり影響されています。その一つの例としてこの曲なんてどうでしょう。 曲3:なんとなく可愛らしいメロディの曲がこの時代には多かったと思います。 曲4:この曲もなかなか可愛らしいメロディではないでしょうか? 1本のシリンダーに上記の音の5倍の量(20曲分)のピンが植えられていることに驚きます。 |
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ファットシリンダーを綺麗に
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