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H11 映画とハープ The movie with Harp |
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魔法使いが魔法をかける時、ハープのグリッサンドは決まりでしょう。 最近でこそシンセサイザーでいろいろな効果音を使うようになってきましたが、昔からダイナミックさを表現する手段としてハープが使われてきました。 映画やテレビの中で、ディズニーなどが良く使ってきたハープの音色は、非常に巧妙です。 もちろん、ダイナミックな表現以外に、悲しい表現、静かな表現、愛のトキメキ?などなどです。 ハープの音の効果の使い方は、その場面の絵にあわせたコード進行や、弾き方などで大きく変化します。 主に、効果音として使われるハープは、ほとんどがグランドハープですが、なかにはケルティックハープやオートハープも使われます。
「おしゃれキャット」(ディズニー)では、ハープそのものが描かれていますが、このようにハープの絵がでてくることは希です。 しかしながら、音楽で使われているタイトル数は楽器の希少度に比べればはるかに多いと思われます。
また映画は世界中で上映されるために大きな影響力を持ちます。 「第3の男」のBGMを担当したチター奏者のアントンカラス、は「禁じられた遊び」で有名になったギターのナルシソイエペスのように、その楽器自体の人気を上げるような功績をあげた方もおられます。 また、最近では「千と千尋の神隠し」の主題歌で木村弓さんの歌の伴奏としてゲルトナーライアーが使われ、日本ではなじみの少ないこの楽器の知名度UPに繋がったと思われます。
映画のタイトルに使われたものは「ビルマの竪琴」、この映画には本当に楽器がでてくるのですが、最近の「グラスハープ 草の竪琴 」は草の竪琴はでてこないそうです。(見てみたかった・・・・・)
中には、「スタートレック」のスポック(耳がとがって、眉毛が細い人)が、自分の祖国の楽器としてヴァルカン星から持ってきたヴァルカンハープなど、映画の中でデザインされたものもあります。 ヴァルカンハープは、本物を限定販売で作って、アメリカではオートグラフの会社が売り出しました。今でもプレミアグッズとして$1000以上します。
「タイタニック」については、別にページを設けています。 現在時間がないので、あまりチェックができませんが、いづれ、映画のシーンとハープの効果をリストアップする予定です。
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このサイトでは映画に関すること、映画に関しないことでもハープについての情報を集めています。 例えばディズニー関係であれば、 イッツ・ア・スモールワールドに出口付近の壁にハープの絵が2つ書いてある。 アニメのピーターパンのタイトルの挿絵にハープの絵が書いてある。 などなどなんでも教えてください。 |