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オートハープの名称 Autoharp part3 |
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オートハープという名称についてですが、いろいろな説があるので、かなり混乱を招いていると思いますので、ここで私の調べた限りを書こうと思います。 オートハープ、コードハープ、クロマハープなどいろいろな名称で呼ばれていますが、オートハープは現在オスカーシュミット社が商標の継続を行っており 他の会社が使えない状態になっています。 ただ、このオートハープという語源は、少なくとも100年も前に出来た言葉で、ヨーロッパでアコードチターという呼び名を英語圏で売り出す際にAUTO HARP としてオスカーシュミット社以外の会社からも売り出していた実績があります。 現在アメリカでは、一般用語として、オートハープとして定着していますが、オスカーシュミット社はなぜ商標として使うことができるかというと、AUTOHARPという造語で商標を取得したという説が今のところ有望だと思います。 従って、同等の機能を持つコードバーの付いたコードハープ、クロマハープ楽器について商標として捉らえなければオートハープと呼ぶことはある意味間違えではありません。
また、オートハープの定義としては、コードバーが付いているからオートハープではありません。 このサイトをひととおり見ていただければわかると思いますが、コードバーがついていても、オートハープと同様の機能の(弦を押さえるタイプのもの)以外の類似した楽器もいくつもあり、それらは別の楽器として同じオスカーシュミット社や他の会社から売られていました。
また、同じオートハープでも形状が違い機能が同じものはオートハープに属すと考えるのが正しいでしょう。 例えば、ギタロー、クロマリン、メロハープなどの商標で売られた商品は、従来のオートハープの変形に過ぎません。
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