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女神、天使、吟遊詩人のハープ
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このページは 幻のハープを求めて の続きです。 (従って、前のページを読まないと一部の文章がわからないと思います。) 天使のハープはリラであるという事は、前のページでも書きましたが、時々それ以外のハープを持っていることもあります。 そこで、もう少しまとめて見たいと思います。 もともと女神や天使は、宗教などと密接に絡んでいるものですから、その背景には宗教音楽や宗教的な意味を持ったハープがあることは当然です。 このホームページでは宗教について触れるつもりはないので、その細かい背景は書きませんが、長い歴史の中でハープは多く存在していました。 それは、イスラム教、キリスト教、ヒンズー教、仏教のどれでもハープもしくは、その仲間の存在は確認されています。 その中でも、最も多く描かれているのは、ハープとリラです。
上の表から見ると吟遊詩人のイメージができたのは中世以降で、ルネッサンスハープ以前の時代には存在しなかったのではないかと思われます。 ディズニーのピーターパンのオープニングの背景挿絵で人魚がライアーを持っていますが、人魚が持っているのはルネッサンスハープの方が多いような気がします。
突然何を?と思われるかもしれませんが、ハープにも天使と悪魔があるようです。 イメージをまとめると、以下の通りです。従って天使が持っているほとんどのハープの先端は丸くなっています。
ヨーロッパの絵画や彫刻でリラを持っているモチーフになるのはユダヤ王になったDAVIDです。 David(ダビデ)は小さい頃は羊飼いで、リラを演奏していました。そして、後に、リラを弾いて悪魔からサウル王を助けるという話しがあるぐらいです。 従ってリラは神聖かつ悪魔払いの意味すら持つのかもしれません。 (残念ながら、英語ではないので私は原典を読むことができませんので未確認ですが・・・・。) |
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最後に、現在、このようなリラを再生しようとしているグループが2つあります。 その一つは、ある楽器メーカーで、もうひとつはリラの研究をしている人の有志です(独、米、日)。 発売されるかどうかについてはわかりませんが、情報が入り次第、 このホームページで少しづつお知らせしていこうと思います。
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インターネットで見れるリラ(ライアー)のページをまとめてみました。残念ながら日本でのサイトでリンクしたいものがはほとんど見つかりませんでした。 いろいろなホームページを周るとリラと呼ばれる楽器のバリエーションがいかに多いかがわかります。 まず、普通はKINNORというとこのような形のハープが多いです。他にも幾つかの商品が出ていて、このようなハープを日本に並行輸入している業者がいると思います。 Biblical Harps は、見た目は綺麗で仕上がりもまあまあですが、やはり楽器というよりは家具にちかいと思います。置物として考えられているのでしょうか? 音も聞いてみましたが・・・・・・ 一方、機能的に少しだけ楽器に近づけたものがあります。DENWAR HARPSは共鳴などのことも考えて演奏ができるハープを志したようですが、見ての通り、少し姿が変わってしまったようです。 一層のことゲルトナーのライアーぐらいデザインも変えた方が音楽的にも評価されるのかもしれません。 KING DAVID'S HARP, INC. は多くの絵からなる、参考となる資料があります。 また、ROMAN MUSICALINSTREMENTS では、ギリシャ以降の歴史が載っています。リラの歴史自体は参考程度にキタラとリラ(ライア)にまとめておきました。 |
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