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オルゴールの応用 Technology for music box |
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オルゴールの技術は、オルゴールの繁栄とともに、様々なものに組み込まれました。 時計仕掛けを「クロックワーク」または「クロックワークス」と呼びますが、 19世紀後半から20世紀初頭にかけて、時計職人がギア、カム、シャフトなどを組みあわせて 新しい仕事に応用した芸術品が無数に作られました。 そもそも、事の始まりは懐中時計から始まったオルゴールですが、それらの基本は大きな時計にも別の形で組み込まれ、時報をもっと面白くしたものとして、鳩時計(カッコー時計)やウエストミンスターチャイム、が有名です。 また懐中時計も、時計の文字盤や、時計の裏面に仕込まれた絵が動くオートマトンウオッチ(オートマタウオッチまたはからくり時計)へとさらに進化しました。 また、その技術だけを使い、時計としての機能をとり除いたものもあります。 本物そっくりな鳥の鳴き声と動きを再現したシンギングバード(バードボックスやバードケージ)や、口笛を吹いて簡単な曲を演奏する口笛吹き人形のホイッスラーがその代表です。 それらを含む曲の演奏楽しむだけでなく人形の動きを楽しむことができるからくり人形のオートマトン(オートマタ)があります。 普通オートマタというとオルゴールの動力で動く人形を指しますが実にいろいろなタイプが作られました。
オルゴールの衰退へつづく |
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オルゴールの応用
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