本物と偽物

本物と偽物？

どこまでが本物でどこまでが偽物という判断基準がありますが、

明らかに偽物なものは、ブランド品を模倣したものや、サインをつけているにもかかわらず実際にはそのメーカーの商品でない物が該当するでしょう。

また、ダイアモンドと偽ってキュービックジルコニアやモアッサナイトなどの人工石を使ったジュエリーなどもそうです。

天然石と偽って人工石を使うなど、いろいろな偽物または虚偽の品があるようです。

もっとも多いものは、刻印の偽造です。１４Ｋでも１８Ｋと押したり、ＴＩＦＦＡＮＹ　ＣＯ．などの刻印を押したりと比較的簡単にできるからです。

また、シンプルなデザインのものはそのまま型取って、コピーを作ることも現代では簡単なことです。

以前、香港で時計やライター、バッグを中心にかなり公然と売られていたのを見ました。現在でも後をたたないようです。

海外で売っている安いコピー品は見た目は精巧でも、やはり金メッキなどでコストを落としているので、基本的にジュエリーの場合には重さが違う場合が多いです。

従って海外へ行って日本よりも安く入手したいという人は重さを計ってから行けば良いと思います。

といっても、値段高くなるのですが、本当の金で重さまで合わせているものがあることを知っておいた方が良いでしょう。

基本的にブランドジュエリーは、現地のブランドショップ以外では買わないようにすることが重要です。

日本でも安全と言えるかというと、何度も偽物を見ていますので要注意です。

質屋さんでも間違えるのもうなずける程の本物より本物らしいものもあります。

これらは様々な情報を得たり、メーカーとの連携を取るなどをして比較しなくてはわかりません。

有名ブランドの場合には鑑定してくれる部署を持っています。専門店を通して有料で鑑定ができることもあります。

また、アンティークのジュエリーなどの場合にも天然石を人工石に置き換えるなどの手口があり、アンティークジュエリーだから大丈夫ということもありません。

天然石はもちろん、パールやオパール、べっ甲、象牙にいたるまで何でも偽物は存在します。

宝石の場合には、最近では測定できるジェムテスター（ダイヤモンドテスター）があり、それである程度判別できます。

しかしながら、そのテスターでも判定がしにくいものは、人造石も含めてまだまだあります。

サンフランシスコで見つけたターコイズは割ると断面が真っ白の人工石でした。