チターなど板状ハープ
Zither or other

D2 マンドリン ハープ

Mandolin harp

どこがマンドリン?と思われる方がいるとは思いますが、弦が2本づつ張られていてマンドリンのような音がでるので、この名前がついています。

(この2本づつ同じ音程で張られた状態または3本以上張られた状態を、このホームページでは「複弦」または「コース」と表記しています。)

ハープで弦の張り方がマンドリンタイプの機種は意外にも多く、この「マンドリンハープ」と言う呼び方は固有のハープを指すだけではなく総称としても使われます。

Pianophone や Pianoette などもこのようなマンドリンハープを基に作られています。

また、マンドリンハープを、よりマンドリンに似せるために簡単にトレモロ奏法の効果を出せる工夫をしているMarxophone やFidola があります。

さらに専用のハンマーを使うことにより、普通のマンドリンハープにトレモロの効果をつけることができます。

 

音色は、2つの弦の微妙な音の波のずれによりやマンドリン独特のやわらかい音がします。


 

その他に、マンドリンチターマンドリンギターなどと呼ばれることがあります。

またまぎらわしいのですが、ギターマンドリンは複弦ではないのでマンドリンハープではありません。

★★★ 現在でも販売されています。

 

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