ジュエリーを語るのに切っても切れないのが、この宝石ですね。

でも宝石とは何を指すのでしょうか？

普通、思い浮かぶ宝石は、誕生石で代表されるような宝石ですが、パール、サンゴやアンバー（琥珀＝コハク）ジェットなども石なのかどうか微妙なところです。

鉱物学的にはどうであれ、いずれにしても綺麗な硬い石のような物が宝石と呼ばれているようです。

このホームページでも、同じような意味のものを宝石として書くことにしています。

宝石と呼ばれるものでも、希少価値が高いダイヤモンドやルビーなどを貴石、アメジストなどの比較的多く取れる半貴石、と呼びわけることがあります。

さてご存知のように、宝石は、本来自然に作り出されたものを指すのが一般的です。それらは天然石とか自然石と呼ばれます。

それに対して、それと同じ組成で人工的に作られた合成石、人工的に作り出された本来無い人造石や、似たような石を人工的に作った模造石などがあります。これらをまとめて人工石と呼びます。

あとはガラスや樹脂で作られたものなどもジュエリーに使われることもありますが、これらは宝石と呼ばれることはないでしょう。

別のページで説明を加えるつもりですがジュエリーで宝石として使われるまでには多くの工程を必要とします。

石を切り出した後でも、トリートメントやエンハンスメントを行い色や形やインクルージョンを変化させ綺麗な宝石を作り出します。